ヴィジュアル系DJイベントに演者として出て学んだ事
ラスト一時間寝てしまった事はさておき(さておくんかい!) 19時から5時までは眠い系芸人の僕には無理でした!!←
ちょっと前にヴィジュアル系DJイベントに演者として参加させていただいた学びを共有したいなと思います。
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オファーされてのイベント集客
まずもって集客からして大変でこれはもう主催者さんや、箱(会場)におんぶにだっこという情けない有り様でした、、ごめんなさい。(トータルかなりのお客さんに来ていただきました。)
今まで僕はこういういろんな人がミックスされたイベントを運営側とかで関わったことがあり、その度に演者の集客弱くね?と思ってたんです。
だけどいざ自分が誘われてでる演者になってみて これほどまでに集客に時間を割けない、、いや、、言葉を誤魔化さずに言えば割かないんだなと身をもって実感しました。
いつまでたっても主催の人がなんとかしてくれる、、とか自分が来て!と言って来てくれる人は近くにいないし、、とか そんなクソな気持ちでいたことをしっかりと記しておきます。
もう少し掘り下げれば自分のカラーでイベントそのものを作るわけではないので(客層も含めて) 強めの集客を投げて来てくれたお客さんを楽しませられるのか?根本的な自信のなさもあったように思います。
ヴィジュアル系が好きで主催の方も仲のいい友達なので引き受けたわけですがなるほどなるほど、、こういう感じになるのか、、と大変勉強になりました。
自分発信の仕事やイベントから当然可処分時間を費やして行かねばならず、その分配はまるでうまくいかなかったところは反省しかありません。
イベントに臨む姿勢としては0点でした。
これから、こうした案件(頼まれてやる)が増えていく中こんな事ではダメだなと、、。意識して改善していこうと思います!
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ニッチなテーマでの振る舞い方
ヴィジュアル系に特化した楽曲でのDJイベント。そして読めない客層。
果たしてどう選曲したらいいんだろう、、。
ゴリゴリに自分を出したらええやん!「好き」を表現したらええやん!!
そう思われるかもしれませんが、イベントにおいて主役はお客さんです。それが「僕」目的の人が明確にいるのならマンパワーで「自分の好き」で引っ張ってもよいかもしれません。 もしくはお客さん全てを自分の魅力で惹きつけてやる!!というエネルギーがあれば。
僕は控え目にゆって控え目な立ち位置を好むタイプなので(望まずとも目立つ時はそれは受け入れます) この自分売り込みを好みません。
となると、ただただ誰も知らない曲をシレーッと流してお客さんがめちゃくちゃ楽しんでる、、という図式は浮かばない。
という事で軸を黒夢、LUNA SEA 、GLAY 、イエモンなど90年代有名バンドで固めた。それでいて誰でも知ってる曲をかけるのも味気ないので選曲を深めの曲にしてみた。
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お客さんの反応を見る
オープニングステージで軽く演者全員でまわしていったのですが、その中でGLAYの「TWO BELL SILENCE」という曲があります。インディーズ盤「灰とダイヤモンド」の7曲目、後にリメイクされベスト盤に収録されました。
GLAY / TWO BELL SILENCE(from JIRO Produce Live 2009) - YouTube
(この動画は しばらく演奏されなかったこの曲が リメイクされ復活したライブです。 イントロの歓声の大きさが楽曲の人気の高さを表してますね)
切なさと疾走感を兼ね備え歌詞にユーモアもあるビートの効きまくったスピードロック♪とてもファン人気の高い曲ですが
「GLAY好きなんですよー!」ぐらいの人に「僕もGLAY 2000年代ぐらいまでの曲はめちゃくちゃ詳しいですよ」と言うと「誘惑とかハウエバーとか最高ー!」となって、、何の曲が一番好き?ってトークになるわけです。
そこで僕は一番って なるとみんな知らないと思う、、と前振りをするんですが、向こうからは「いやいやGLAYは青春やから!だいたいわかる!」と返ってきて「TWO BELL SILENCE」と答えると「わからへん!」と言われる。
これ、インディーズアルバムの灰とダイヤモンドの7曲目なんですよー!って追い討ちをかけて
「何曲目とかッ」
って驚かれる(ヒかれる)までがワンセット。
と、まぁまぁそんな曲です。
そのトゥーベル(略す)をかけてお客さんの一人が「うわっトゥーベルサイレンスや!GLAYやん!」って反応したんです。
となると、話は変わってくる。
僕は予想ではヴィジュアル系ナイト、、とはいえ、まあバンドは知っててヒットしたシングル曲ぐらいを知ってて懐かしいねー!って感じの客層だと思っていたのだけど明確に「ヴィジュアル系」が好きな人がいるのならそのコンセプトを楽しみに来てるので期待に応える選曲をする必要がある。
が、会場は8対2 ぐらいでソフトな知識の客層だ。会場を暖めるという意味ではコアな楽曲は全く効き目がない。
それでもコンセプト的にはその少数の2を大事にしないといけないんじゃないか?
とこの辺はかなり頭を悩ませた。
結果としてはまあ僕の得意な中途半端な生き様を見せつけてきたのだけれど(笑)
(メジャーとマイナーを織り交ぜた)
後、大変長丁場のイベントだったので来てくれた時間帯にこの曲を聴かせたい!ってのも当然でてくる。なのでセットリストを途中で変えまくった。
ラピュータが聴きたい!って人が中盤に来たから終盤の予定を中盤に変えたり、、。
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楽しければいいを選ぶのかどうか?
と、まぁもちろん基本中の基本はお客さんファースト!!これは間違いない。
そうした場合客層の温まってない定まりきってないイベントで一番盛り上がるのは何か?
J POP だ(笑)
後半は最早J POP を流すイベントとなった。
(僕は流してないけどね)
深い時間になればなるほどお客さんも飲み屋からのお客さんとか近隣飲食店の人とかが増えてくる。コアな客層も少なくなってくるのでお客さんが盛り上がる事を考えればそれでいいと思う。
果たしてそれが正解か?それを決めるのは主催者で、、それに沿うのかどうかは演者。
僕はJ POP を用意してなかったのでかけなかったけどみんなが盛り上がりそうなJ POP を用意する事も可能ではある。
ただ、そうした場合、気になるのはコアな曲を求めてるかもしれないお客さんの期待は完全に踏み潰すことになる。
さぁどうしよう。
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- テーマやコンセプトをくどいぐらい伝える
とても難しいこの問題を解決する方法は二つ
一つは現場でのケア。お客さんと対話して居心地を操作する。接客ですね、、。大人数のイベントではとてもコスパの悪い対策です。(でもとても大事)
もう一つは事前でのコンセプト発信。
初回なのでコンセプトも温まってない、演者間でも共有はしきれてないという事はあったけれど、あらかじめこんな客層です!と自分達がしたいのはこんなイベントです!と伝えて、それに沿う。
そうしたら多少のお客さんとのズレも胸を張って説明できると思う。
そのコンセプトがフワッとしていればしているほど当然当たり障りのないマスに向けた選曲になる。たくさん広えるけど広範囲向けの弾しか使えないってことです。
コンセプトが狭ければニッチに向けて攻撃力の高い弾が打てる。
ヴィジュアル系ナイトは狭いコンセプトをかかげながらもやろうとしてること、、違うな、、やったことはマス向けの楽しませ方なのかなと思った。やってみてわかることなので次回はそれを踏まえて楽しませ方を準備しようかな(^^)
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黒夢ナイトとは?
僕が一番よくやってるのはわいざんとの黒夢ナイトなんだけどこの黒夢ナイトは
オープニングにDJわいざん(踊ったりするやつね絶対踊りたくない人に強要もしませんが僕が唯一踊るイベントですので真似してみてくださいw)
そしてその後に黒わいざん〜DJ hide とほぼ黒夢のコーナーになります。
選曲としては黒夢らしさを意識しながらあくまでもみんなが楽しめるように、、といった感じです。
そんな黒夢ナイト、、密かに次回開催が決定しておりました!!
そして、話を詰めれてませんが大阪で僕主体のヴィジュアル系ナイトやります。舞台はなんと、、あの飲食店!!
さて、今日と明日は泣く泣く当日予約は受けずマジで他の仕事進めていきます!!
(飲みにくるとかはオッケー後は案件次第)
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イベント案内!!
7月28日12時から
キャンディ姫路のパン祭り!!
松本祐美さんの手作りパンを食べまくる会です!!
8月23日19時から!!
テクニカルアナリスト小西光治による
クラウドファンディングについて!!
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僕がオススメする他オンラインサロン一覧
【公式】わいざんオンラインサロン | SNS発信力と表現力を学ぶコミュニティ
(SNSを楽しく使うことを学び合ったり僕はしてます。)
オンラインサロン | 田村Pのココだけの話 | タムココサロン
(好きな人なので超応援してます。他者目線や優しさなんかを個人的には勝手に学んでます)
(今の僕があるのはこのサロンのおかげです。)
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店舗HP
ステキな人達↓
クラウドファンディング の「ブログにお名前載せておきます」リターンに支援いただいた皆様 - 毎日hideブログ「否定の肯定 肯定の否定」