世紀末リーダー伝たけしに学ぶ「確固たる自分」
電車の中で困ってる人がいても身体が動かない。そんな時に僕はいつも思い出す漫画のエピソードがあります。
世紀末リーダー伝たけし の このシーン。
強敵を前にハイタッチをする 月彦 と たけし
マミーの側近 ボタンの刀の乱舞が月彦を襲います。
そんな中 先ほどのハイタッチから過去の出来事に思いを馳せる月彦。
「当たり前の正義」
リーダー保育園にて 空き缶を道端に捨てる悪ガキを当たり前の正義で注意するも
煙たがられ ノリが悪いと しらけられる月彦。そこにリーダーたけしが登場。
主人公らしく豪快に解決します。
当たり前の正義に息苦しさ、、生き苦しさを感じる月彦。
僕たちもなんだかこんな感じで身体が動かなくなっていくんだと思います。
当たり前の正義を疎ましく思うやつ 煙たがるやつ そんな奴はどこにでもいる。
うざったいなぁ、鼻につくなぁ、、そうして
正義が疎外される事が往々にしてあるのが社会。
「でも、今のままの月彦であってほしい! 絶対に負けないと約束しよう!」
約束のハイタッチ。それが時を経て悪の強敵を前に月彦に勇気を与え力になったってエピソードです。
当たり前の正義が居心地がいい世界。
確固たる自分というのは揺るぎない環境や支えてくれる仲間がいてこそはじめて得られるものなのかもしれません。
仕方ないよ、、
世の中そんなもんだよ、、
人間だもの、、(悪版w)
そんな人間ばかりで 当たり前の正義 を行使することのなんと無力で無意味なことでしょう。
いきなり僕は電車の中で赤ん坊に笑顔はできないかもしれません。でも そんな人がいたら ハイタッチを送ってあげられる自分では最低でもいようと思います。
世紀末リーダー伝たけしは こんな 熱く暑く厚いエピソードが散りばめられた最高のバトルギャグ漫画です。
全巻止める場所は結構少ないと思うので キャンディ姫路に通ったり泊まったり(笑)して 読んでみてくださいな。